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2009年 05月 02

2009国際医用画像総合展

2009国際医用画像総合展(ITEM2009)リポート

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医用画像ってご存じですか!?


「医用画像」とはその名の通り、医療や医学で使用する画像です。つまり病気の診断および検査や医学研究のために特殊な技法により生成された画像のことを指しています。一般的には医療機関で見聞きすることの多い、X線画像、CT、MRI、超音波断層画像(US)、血管造影(血管撮影)などがそれにあたります。

例えばX線撮影は(俗称:レントゲン撮影)、健康診断のときに撮影経験のある方も多いはずです。とはいえ、医療関係者以外の方には、そうそうなじみのある分野ではありません。

しかし、今や病気の発見・治療、医学研究など現代に生きる人々の健康な生活のためには無くてはならない技術となってきているのではないでしょうか。

医用画像といろいろな技術


「医用画像」の分野では、X線、CT(PET-CT) 、MRI、超音波断層画像(US)、血管造影、などの特殊なハードウェア以外にも、下記の例のように分野を超えたハードウェアやソフトウェア技術が応用されています。

ct①3D-CTスキャン

今やゲームなどでもおなじみの3D-CG。CT画像においても3DのCTスキャンにより全身の血管を立体的に表すことが出来るようになったそうです。
また、近年のインテル社製CPUの著しい性能向上と、ソフトウェアの技術により、仮想内視鏡=気管支や大腸、血管はもちろんのこと、 脳の隙間(video) や 冠状動脈(video) など、通常では内視鏡が入ることのない領域への探索も可能になるそうです!

echo②4Dエコー(超音波エコー画像)

産婦人科で胎児の様子を確認するのに良く使用される超音波エコーにも種類があるのをご存じですか?
2Dエコー:平面の静止画
3Dエコー:立体の静止画
4Dエコー:立体の赤ちゃんが動いている様子が見える!

現在では、4Dエコー動画をDVDに記録してプレゼントしてくれる病院もあるそうです。将来、赤ちゃんはどんな気持ちで見るのでしょうね!?

disp③PC用モニター ディスプレイ

医用画像を表示するためのディスプレーも重要な存在です。
なんと、21形で500万画素の解像度をもつものもあるのです。
通常のWSXGA+(1680×1050)ディスプレー176万画素だから、約3倍以上の高精細で画像表示が可能なのです。
その画素ピッチは、なんと55μm=100万分の1メートル(サブピクセル方向)という細かさになるのです。

seihin-2④オンデマンドCD/DVD/BD(ブルーレイディスク) パブリッシング・システム

CD/DVD/BDといえば、音楽、映画やゲームなどでおなじみの光ディスク・メディアです。今や、PCはもとより、ご家庭にあるテレビ、レコーダー、ラジカセにも搭載されるのが一般的となってきています。
医用画像を扱う現場でもCD/DVD/BDは活用されています。
従来、医用画像は「フィルム」で運用されてきました。
現在は、高速なCPUを搭載したPCで、3Dソフトウェア技術を駆使して解析した画像を液晶ディスプレーで表示し、データーをCD/DVD/BDに保存していくことにより、電子カルテの実現にも役立っています。ペーパーレスになることにより、ECOにも貢献しているのです。
さらに、PDIという医療機関間で電子医用データ・画像データをCD/DVD等のメディアで交換し合う時に準拠するプロファイルも制定されています。
これにより、医療連携が今まで以上にスムーズになるばかりか、患者さんに負担してもらうコストも減り、さらには医療ミスを防ぐことや個人情報の保護にも役立つようになるのです。

2009年の「医用画像総合展」は平成21年4月17日(金)~19日(日)パシフィコ横浜展示ホールA,B,C,Dにて開催され、19,074名の多数の入場者を迎え大盛況のうちに終了しました。
出展社数 140 社 総展示面積 8,781 ㎡にも及ぶこの展示会は、まさに医用画像に関する全てが集う展示会と言えるでしょう。

イースペースは今回の「医用画像総合展」で、リマージュジャパン社ブースの出展サポート業務にあたりました。
リマージュジャパン社は、上記のオンデマンドCD/DVD/BD(ブルーレイディスク) パブリッシング・システムの第一人者です。同社は医用画像データの検索 ~ ディスク書込み、さらにはディスク面の印刷、保管まで一台でシームレスに行うことのできる画期的なハードウェアを開発・製造している企業なのです。

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医療業界の展示会ということもあり、コンパニオンには今までのIT業界等とは異なり、お客様への声がけや受付業務を的確に遂行するための「プロフェショナル」としての役割が求められました。
このような要求は、昨今の展示会に出展する多くの企業の潮流になってきているのではないでしょうか。

そういった運営における実務重視の反面、展示ブース造作においては木工造作の割合が多く、2階建築、カフェラウンジ、はたまた神社のような造作出展や、2階建ての舞台装置の上で映像と演劇的な要素を絡めたプレゼンを繰り広げるブースもあり、さながら「医療業界のモーターショー」のようにも感じられました。

ITEM2009来場者数
4月17日(金)   10,201 人
4月18日(土)    7,122 人
4月19日(日)    1,751 人   合計 19,074 人

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